華やかで美しい最上級の褒め言葉『豪華絢爛』その一言に尽きるでしょう。
京友禅でここまでの総柄は誰が見ても素晴らしいと分かるので多くを語る必要はございません。
自分だけではなく周りの人々をも優雅で贅沢な雰囲気にしてしまうことでしょう。
最近では百貨店でもなかなか置いていないこのような貴重な振袖を人生の門出に一度纏ってみませんか。

大変貴重な総絞の振袖です。お祝い事には欠かすことができない松竹梅の柄を絞りで浮かび上がらせ色鮮やかに染色されています。
細部をよく見てみますと点を囲んだ四角形の柄が規則正しく並んでいるのが分かります。その呼び名を『疋田』といい、代表的な絞り染めの証です。白生地の生地自体を糸で括って いくのですが四角形の部分が実際糸で括られた形跡です。もちろん全て手作業です。白生地を一回一回細かく括っていくと生地が小さくなって絞ったような状態になるのが『絞り』と呼ばれる 所以です。全て括り終えたらそのまま染め上げて今度は括った糸を解きます。糸で括られていた部分は染められずに白く残るので疋田という状態が出来上がるのです。疋田に染めるだけでも大変なのに さらに柄を出すのは至難の業です。簡潔に分かりやすく説明させていただきましたが細かくて気の遠くなる作業というのはお分かりいただけたと思います。 このように手間暇をかけ、繊細な技術を駆使したきものを多くの方々が憧れるのは至極当然なことではないでしょうか。

オフホワイトの地色に熨斗の模様、典型的な古典柄です。
メインの上前には束ね熨斗、お祝い事が重なるようにと とても縁起のいい振袖です。
合わせている帯は川島織物。金地の帯がよく映えてとても豪華です。
帯の中のオレンジとブルーの色がアクセントになっています。
新しい門出を祝福してくれているような振袖と共に大切な記念日を お過ごし下さい。

色鮮やかなグリーン地。車に積まれたたくさんの花が流れるように描かれとても綺麗です。
合わせている帯は単体でも何十万円という超有名ブランド川島織物の逸品です。
グリーンとオレンジのコントラストがポイントでお互いを引き立て、際立たせています。
絶妙なこのコンビネーションを是非ともお楽しみください。

平安時代、公家の邸宅に使われていた几帳が全体にあしらわれています。
高級感漂う上品なピンク系の地色に金の雲取りがアクセントです。
きもの自体重厚な雰囲気ですので帯でバランスを整えています。

珍しい紅型調の振袖です。
落ち着いた感じの中にもかわいらしさがあるのが特徴です。
赤色と黒色が目立ってますが着用すると前身は赤メイン、後身は黒メインになります。
柄の雰囲気は落ち着きとかわいらしさ、そして地色は赤と黒、 それぞれの複合的なコントラストを思いっきり楽しんでください。

きもの全体を吹雪のように不規則な斑点文様に染められているのを 『タタキ』といいます。
防染効果のある蝋（ろう）を棒に付けて 白生地の上でその棒をたたき、蝋を生地にまぶす作業からそう 呼ばれています
。柄も白と黒の牡丹、シンプルですがインパクトは 絶大です。
芸術的な部分と幻想的な部分が組み合わさって何とも 言えない雰囲気があるのが魅力です。